狭心症の胸痛
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狭心症の症状の特徴は、胸の痛み(胸痛)です。 痛みの感じ方は人によってさまざまで、人によって感じ方も違うと思います。 一般的には、胸が締め付けられる・押さえつけられるような痛み、胸がつまるような苦しさ、等と表現されることが多いようです。 心筋梗塞の胸痛が、焼きごて当てられたような苦しみといったふうに表現されるのと比べると、狭心症は、刺すような痛みというよりも「鈍く、重苦しい痛み」と感じられます。

痛みを感じる場所は、主に前胸部です。 特に胸骨(前胸部の中心に走る骨)の裏側あたりに感じることが多いです。 その人の感じ方や症状によって、前胸部全体に感じたり、左右のいずれかに痛みが感じられることもあります。 また、みぞおち付近に痛みを訴える人もいます。 このほか、放散痛(ほうさんつう)といって、主に身体の左側のあちこちに痛みが現れることがあります。 左腕、頸部、下あご、背中……ときには奥歯が痛むといったこともあります。

通常、胸痛が出始めると、安静にしていれば10分以内でおさまります。 胸痛が30分以上にわたって続く場合は、狭心症よりも心筋梗塞が疑われます。 胸痛の発作の頻度は、月に1回程度の人もいれば、日に数回起こる人もいます。 痛みが軽いために記憶からもれていることや、発作が起こるのを恐れて激しい運動を控えるようになり、結果発作が抑えられているということもあります。 痛みがどんなふうに、どの場所に、どの程度の頻度で起こるのか、よく観察しましょう。


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