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狭心症の主な症状は「胸痛」です。
したがって狭心症の治療は、胸痛の「発作を抑える」ための治療と、胸痛を「予防する」治療にわかれます。
この項では、このうち「発作を抑える」治療について述べていきます。
まず、運動は激しい動作をしていて胸痛が起こったという場合です。
ただちにそれらの動作を中止し、安静にしましょう。
気分を楽にして、深呼吸をします。
これだけで痛みがおさまることもあります。
狭心症の胸痛を抑えるための薬「ニトログリセリン舌下錠」を処方されている場合は、常に携帯するようにしてください。
胸痛が起こったら、まずは1錠を舌の下におき、3分待ちます。
それでも胸痛が消えない場合は、もう1錠、口に含んで様子を見ます。
この薬は、3錠まで服用することができます。
もし3錠試してみても痛みが消えない場合は、狭心症以外の病気が疑われます。
(狭心症から発展して心筋梗塞になる場合があり、そのような場合、ニトログリセリンは効きません)
ただちに救急車を呼び、病院へ行きましょう。
※ニトログリセリンを使用するときの注意点
1.立ちくらみ
ニトログリセリンは、狭心症による胸痛の特効薬ですが、同時に血圧をさげる効果もあります。
よって、ニトログリセリンを服用して立ったままでいると、立ちくらみを起こす危険があります。
戸外にいるときや、高齢の方は、特に注意しましょう。
2.保存の仕方
ニトログリセリンは、1錠ずつパックしてあるものならだいたい3年間は有効です。
しかしビン入りの場合、空気に触れないようしっかりとふたをしておかないとその効力が失われます。
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